【MLB】日米通算100勝の前田。ピンチにも動じない技術と根性に、指揮官「全ての面で予想をはるかに上回る」
ドジャースの前田は、6回1/3を無失点に抑える好投で自身3勝目。打者を抑え込む技術とピンチで動じない根性を見せたと、地元メディアも前田を称賛。勝負の夏場に向け、新人右腕への期待は大きくなるばかりだ。
2016/04/25
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指揮官も女房役も絶賛
ノーヒットノーランを逃した直後連打を浴び、1死満塁のピンチを迎えた前田だが、一打同点のピンチにも全く動じず。昨年130打点の主砲アレナードをセカンドへのポップフライ、続く4番のパーラをピッチャーゴロに打ち取りピンチを脱した。
記録を逃した直後のピンチに冷静に対処した右腕に対し、女房役のA.J.エリスは、「彼はピッチングの仕方、勝ち方を知っているよ」と称賛。ロバーツ監督も「彼は決して逃げなかった」とその根性を称えた。
この日の好投の結果、ここまでの防御率は驚異の0.36。「新人投手が4先発で20イニング以上投げ1失点以下」だったのは、メジャー史上初の快挙だという。
“You look at the sample of four games,” Manager Dave Roberts said, “and he’s obviously exceeded every expectation we’ve had.”
デーブ・ロバーツ監督は語った。「ここまで4試合の前田の登板を見てきただろう。彼は、全ての面で我々の予想をはるかに上回っている」
地区4連覇を狙うドジャースの中で、新人右腕にかけられる期待は開幕当初とは比べ物にならないほど、大きくなっている。
出典:Kenta Maeda baffles Rockies in Dodgers’ 4-1 win by Andy McCullough in Los Angeles Times on Mar.23 2016