【MLB】ドジャース・前田の新人扱いは終わり。戦いの場は第2ステージへ、立ちはだかるのはイチロー?
投手にとって難所といわれるロッキーズの本拠地・クアーズ・フィールドでも前田の快投が続いた。次回はマーリンズ戦だ。
2016/04/25
Getty Images
次回は、日本人選手対決も?
その前に、また違った観点から前田に立ちふさがるかもしれない男がいる。
マーリンズ・イチローだ。
前田の次回登板は中4日となる28日のマーリンズ戦。イチローが先発出場するかどうかは分からないが、対戦する機会があれば一つの高いハードルとなる。
ここ数年のイチローは、特にメジャー初対戦となる日本人投手に対し、高い数字を残してきた。
12年にはメジャー1年目だったレンジャーズ・ダルビッシュ有を、11打数6安打(二塁打1本、三塁打1本)の打率.545と打ち込んだ。
昨年、メジャー1年目は同僚として過ごし、2年目だったヤンキース・田中将大と初顔合わせ。4打数2安打とマルチ安打をマークしてみせた。
日本球界を代表する両右腕に対し、初対戦となるシーズンではいずれも打率5割超の数字を残してきた。
前田とも、実現すれば当然初対決。そして前田にとってみれば、メジャーでの初の日本人打者との対戦にもなる。
レジェンド相手に、記念すべき日本人大リーガー斬りの一歩目を記すことができるか。デビューから続く無敗の連勝記録と同時に、日本人対決の行方にも注目が集まりそうだ。
1 2