「どうやら限界のようだ」大谷翔平をなぜ獲得しなかった? 米紙が見解「正式オファーを出さなかった理由は…」【海外の反応】
2024/03/08
Getty Images
大谷翔平 最新情報
今オフにロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェント(FA)になった大谷翔平選手は、複数の球団から興味を示される中で最終的にロサンゼルス・ドジャースを選んだ。ドジャースと共に移籍先の最有力候補に挙げられながら、ニューヨーク・メッツはオファー合戦に参戦せず。その理由について米紙『ニューヨーク・ポスト』が報じている。
2023シーズンに投打で活躍していた大谷は、早くからオフシーズンの去就が注目されていた。契約金は最低5億ドル以上になるとの予想が大半で、同選手を巡る争奪戦はドジャースやメッツなど金満球団が有利になると考えられていた。そして、実際には予想を超える7億ドルというオファーが飛び交い、終盤にはドジャースだけでなく、トロント・ブルージェイズやサンフランシスコ・ジャイアンツが7億ドルの巨額オファーを提示したとされている。
しかし、この中に最有力候補の一つだったメッツの名前は無し。同紙はタイトルに「メッツのスティーブ・コーエンが、大谷の争奪戦で正式オファーを出さなかった理由」とつけ、「どうやら、コーエンでさえ限界はあるようだ」とし、「契約上の数字が、チームが満足に感じるよりも高くなってしまったのは明らかだ」と報じた。また「メッツはこのオフシーズン、若手選手とファームシステムを通じて基盤を築くことにより重点を置いており、より慎重になっている」と伝え、チームの方向性が変化したことも、大谷の争奪戦に参加しなかった理由として挙げている。
【関連記事】
ドジャース、高額年俸ランキングトップ10
日本人メジャーリーガー、歴代最高額契約ランキング
「大谷との会談は時間の無駄だった」。ドジャース左腕が不快感を表明。早くも出てきた辛口報道
【了】