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【MLB】実戦より万全の調整を優先してきたダルビッシュ。復帰は5月下旬、指揮官も進捗に喜び

レンジャーズは、ダルビッシュ有の手術後初登板が、5月1日の傘下2Aフリスコでのコーパスクリスティ戦に決まったと発表した。

2016/04/28

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自らのGOサイン

 レンジャーズ・ダルビッシュ有の手術後初登板が、現地5月1日の傘下2Aフリスコでのコーパスクリスティ戦に決まったと球団が発表した。2イニング、もしくは30球をメドとして登板。この日から30日間のリハビリ・アサインメント期間が始まり、メジャー復帰へ最終調整を進める。

「普通の投手のスプリングトレーニングの最初の登板と仮定すれば、まずは2イニングというのが妥当なところだろう」と『MLB.com』に今後の見通しを語ったジェフ・バニスター監督。「アグレッシブになるかもしれないが、慎重になる必要はない。これは復帰へ向けての普通のステップなのだから」と青写真通りの進捗状況を喜んでいた。

 ダルビッシュは26日に3イニングを想定したフリー打撃に登板。45球を投げ、投球への力強さは増していた。翌27日に登板後の右肘や体の状態を確認し、自らマイナーでのリハビリ登板へGOサインを出したという。

「彼は誰よりも自分自身のことを分かっている。私は彼のことを信頼しているからね。これからメジャーのマウンドに立つための十分な球数を投げていってもらう」と同監督。中4~5日後の2度目のリハビリ登板では3イニング、45球想定と徐々に球数を増やしていく。リハビリ登板は少なくとも4試合以上はこなすとみられ、いずれも本拠地での23日からのエンゼルス3連戦、もしくは27日からのパイレーツ3連戦あたりが復帰のXデーとなりそうだ。

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