【MLB】ダルビッシュ有もかつて導入を支持。レンジャーズ指揮官、6人先発ローテ起用を模索
今日ダルビッシュ有は傘下2Aで実戦復帰となるリハビリ登板をおこなった。近づくエース復帰の前にテキサス・レンジャース指揮官バニスター監督は6人ローテ起用を示唆している。
2016/05/02
Getty Images
ダルビッシュ有復帰前から先発6人ローテ起用?
ダルビッシュ有はテキサス・レンジャース傘下2Aフリスコでヒューストン・アストロズ傘下コーパス・クリスティ戦に現地5月1日登板した。先発で2回32球を投げ、与四球1つ、2奪三振と上々の出来で実戦復帰を果たした。
バニスター監督は、この登板前にダルビッシュ有のメジャー復帰後のプランを明かした。15日間故障者リストから復帰した際には、6人ローテを検討していると話した。
実際にはダルビッシュ復帰前からも6人ローテ導入を模索しているようだ。
テキサス・レンジャースのスケジュールは5月12日から6月2日に掛けて、4週間連続で木曜日がオフ日となっている。オフ日を利用して、6人ローテのテスト期間を設けることが可能となる。
ダルビッシュは5月21日もしくは27日メジャー復帰を目指している。
復帰時に他の先発投手が怪我なく効果的な投球を続けていれば、6人ローテを敷くことでAJグリフィンをそのまま先発ローテに残すことを可能とする。さらにはオールスターゲームまでの38日間で37試合をこなす過密日程で各先発投手に1日余分の休養日をそれぞれに与えることができると『ダラス・モーニング・ニュース』のエバン・グラント記者はその利点を綴っている。
一方で、オールスター後は、5人ローテに戻すことになるだろうとグラント記者は推測する。