【MLB】前田健太、メジャー移籍後最短の降板。ここ3試合で10失点に「他球団は弱点を見つけた?」
11日の登板で投手に2被弾、敗戦投手となった前田健太。他球団もビッグデータを用いながら、前田攻略に乗り出しているようだ。
2016/05/14
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対戦球団も前田を研究
この日、前田は5回94球で降板。メジャー移籍以来、最短イニングでの降板だ。調子が悪かったとはいえ、4月下旬から足踏み状態が続いている。
Maybe more evidence is needed to say that the league has found a Maeda weakness. But as far as the facts go, the right-hander gave up just one earned run through his first four starts. Over his next three outings, he has lost twice and given up a combined 10 runs.
『ライバル球団たちが前田の弱点を見つけた』と言うにはまだ早いかもしれない。ただ、前田は最初の4先発で失点はわずか1であった。しかし、その後の3先発で2敗、10失点という内容だ。
Stat cast(スタット・キャスト)をはじめ、現在メジャーリーグは『ビッグデータ』全盛期。選手たちの能力をありとあらゆる角度から分析し、数値化。その精度は年々向上している。
記事内では、catching up to the unknown pitcher(未知の投手をマーク)という表現を用いて、前田に対する他球団の警戒が、徐々に強まっていることを示唆している。
前田の真価が問われるのはこれからだ。
出典:ESPN Kenta Maeda laments his ‘regrettable’ night for Dodgers By:Doug Padilla