佐々木朗希が今オフにドジャース入りも!? “令和の怪物”のメジャー挑戦が生み出すメリットとは【MLB】
2024/04/14
産経新聞社
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プロ野球はレギュラーシーズンが始まったばかりだが、すでに2024年オフの話題が出ている。米紙『USA Today』は複数のGMの話として、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希がロサンゼルス・ドジャースと契約する可能性が高いことを報じた。佐々木はメジャー志向を明らかにしており、早ければ今オフにもメジャー挑戦するのではと噂されている。
今オフのメジャー挑戦なら契約内容は?
メジャーリーグ(MLB)の労使協定(CBA)では、25歳以下またはプロ野球選手として6年のキャリアを積んでいない者は、マイナー契約しか結ぶことができない。早い話がドラフトされた選手と同じ扱いを受けるということだ。
通常NPBからメジャー移籍を目指す場合には、最初からメジャー契約であることに加え、契約にマイナー昇格を禁ずる条項を含むことが多い。つまりメジャーでのチャンスが補償されているということだ。
一方で、ドラフト選手と同じ扱いを受ける佐々木がメジャーの試合に出場するには、まず40人枠に登録される必要があり、その上で26人のアクティブロースターに登録される必要がある。
例えば、今季ドジャースの先発ローテ5番目に入ったギャビン・ストーンは2020年ドラフトで指名され、40人枠に登録されるまで約3年かかった。40人枠に入るのは有望株と呼ばれる選手なら比較的容易なのだが、アクティブロースターに入るには、球団内の熾烈な枠争いを勝ち抜く必要がある。
漏れた場合はマイナー降格(オプション)となり、傘下球団でプレーすることになる。同様のケースで海を渡ったのが大谷翔平であるが、ロサンゼルス・エンゼルスは開幕ロースター入りを保証せずにパフォーマンスを見極める方針を採った。結局ロースター入りが発表されたのは、開幕直前の3月28日(日本時間29日)のことであった。