【MLB】ヤンキース田中将大、2試合で10失点。乱調の原因はスプリットだけでなく中4日登板も
田中の2試合連続の乱調の原因として、地元紙はスプリットの制球がままならなかったことに加え、中4日で登板していることを挙げている。
2016/05/18
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スプリットが全然ダメ
5月15日のホワイトソックス戦で、ヤンキースの田中将大は5回4失点と精彩を欠いた。7回6失点だった前回に続き、不本意な登板となった。ニューヨークのメディアは辛辣だ。地元紙『ニューヨーク・ポスト』も早速厳しい評価を下している。
Masahiro Tanaka has built his career around his split-fingered fastball, and on Sunday, the Yankees got a glimpse of what he’d look like without it.
田中将大はそのキャリアを、スプリットを駆使して積み上げてきた。そして日曜日、それが機能しない時の彼はどうなのか、ヤンキースは垣間見ることになった。
この日はその制球がままならなかった。「スプリットが全然ダメでした」と田中自身も通訳を通じコメントしている。その結果が2試合連続の背信投球だ。ともにチームは勝利しているのがせめてもの救いだ。
He said his mechanics affected his splitter, which is the pitch Adam Eaton hit for a home run to right-center to lead off the third. That was the fourth homer Tanaka has allowed in his last two outings, and he also walked three.
メカニクスが悪く、それがスプリットに影響を与えていたと田中は語った。3回に先頭打者のアダム・イートンに右中間への本塁打を献上したのもそんな投球だった。ここ2試合で許した4本目の被弾で、四球も3つも与えてしまった。