【WBC】日本のライバルは強敵ぞろい、大物メジャーリーガーが次々参戦表明。アメリカはサイヤング賞投手と二冠王ら
来年に開催される第4回WBC。最終メンバー発表は2月だが、アメリカ代表としての出場が決まっているマックス・シャーザーとノーラン・アレナードら既に多くの一流メジャーリーガーの参戦が発表されている。
2016/12/01
日本のライバルに強敵ぞろい
来年3月に開催がせまったワールドベースボールクラシック(WBC)。
2月の最終メンバーの発表を前に、既に各国からは多くのメジャーリーガーが参加を表明している。
以下は参加を報じられた主なメジャーリーガー。()内は11月30日時点での所属チーム。
●アメリカ
マックス・シャーザー(ナショナルズ)、クリス・アーチャー(レイズ)、ジョナサン・ルクロイ(レンジャーズ)、ノーラン・アレナード(ロッキーズ)、アダム・ジョーンズ(オリオールズ)
●ドミニカ
デリン・ベタンセス(ヤンキース)、ロビンソン・カノー(マリナーズ)、マニー・マチャド(オリオールズ)、スターリング・マーテ(パイレーツ)
●プエルトリコ
エドウィン・ディアズ(マリナーズ)、ヤディア・モリーナ(カージナルス)、ハビア・バエズ(カブス)、フランシスコ・リンドーア(インディアンズ)
●ベネズエラ
フェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)、カルロス・カラスコ(インディアンズ)、ミゲール・カブレラ(タイガース)、カルロス・ゴンザレス(ロッキーズ)
●韓国
李大浩(元マリナーズ)、姜正浩(パイレーツ)、金賢洙(オリオールズ)、秋信守(レンジャーズ)
●イタリア
フランシスコ・セルベリ(パイレーツ)、クリス・コラベロ(ブルージェイズ)
●オランダ
ジョナサン・スコープ(オリオールズ)
●コロンビア
ホゼ・キンターナ(ホワイトソックス)
アメリカからは、ナリーグのサイヤング賞投手であるシャーザーの参加が既に発表されている。野手ではプエルトリコとの2択からアメリカ代表としての出場を決めたアレナードが軸。2年連続で本塁打と打点の2冠を獲得した打撃に加えて、デビューから4年連続GGの三塁守備と、攻守両面でメジャートップクラスの実力を誇る。
他にも球界屈指の捕手であるルクロイや、6年連続25本以上のジョーンズも参加が決まっており、各ポジションとも核になる選手がいるのは大きい。マイク・トラウトやブライス・ハーパー、ノア・シンダーガードら残念ながら不参加が報じられている選手も多いが、陣容の豪華さでは決して他国に引けを取らないだろう。
前回覇者のドミニカからは上記4人のスター選手に加えて、ブルージェイズの主砲エドウィン・エンカーナシオンやレンジャーズのエイドリアン・ベルトレもメンバー入りが濃厚。超豪華メンバーで2連覇を狙う。
前回準優勝のプエルトリコは大黒柱であるモリーナの4大会連続出場が決定。強肩とインサイドワークはもちろん、卓越したリーダーシップはその存在だけでチーム力を大きく高める。二遊間には共にチームをWSに導いた若いバエズとリンドーアが入る予定で、前回日本を破ったチームより手ごわくなる可能性も充分。