【WBC】日本のライバルは強敵ぞろい、大物メジャーリーガーが次々参戦表明。アメリカはサイヤング賞投手と二冠王ら
来年に開催される第4回WBC。最終メンバー発表は2月だが、アメリカ代表としての出場が決まっているマックス・シャーザーとノーラン・アレナードら既に多くの一流メジャーリーガーの参戦が発表されている。
2016/12/01
日本が強化試合で戦った両国もさらにレベルアップ
決勝トーナメントに残れなかった前回のリベンジを狙うベネズエラと韓国からも多くのスター選手が参加を表明。エースのヘルナンデスと過去3大会連続出場のカブレラが揃った場合のベネズエラは他国の脅威となりそうだ。韓国からは11月上旬に野手4選手の出場が発表されたものの、カージナルスで76登板の呉昇桓ら投手勢は欠場が濃厚。
先月日本と強化試合を戦ったオランダには、今季25本のスコープの参戦が決定。ドジャースの守護神ケンリー・ジャンセンや、メジャー最高の守備を誇るアンドレトン・シモンズも参加が濃厚と報じられている。
同じく強化試合を行ったメキシコも選手登録のなかったエイドリアン・ゴンザレスに加え、ヤシエル・プイグやロベルト・オスーナも参戦の可能性が高く、強化試合より一回りも二回りも強化されたチームで本選に臨んでくるだろう。
前回初の1次ラウンド突破を果たしたイタリアからもパイレーツの正捕手セルベリや、昨年OPS.886のコラベロが参戦決定。カブスの主砲リゾーが入れば侮れないチームとなりそうだ。大会初出場のコロンビアからは4年連続200イニングのキンターナが初戦のアメリカ戦に先発することが発表されている。大国アメリカを破って大金星を取れるだろうか。
各国とも予備登録の50人は12月頭、最終メンバーの28人は2月上旬に発表される予定となっている。