大谷翔平の打撃スタイルに異変が!? ドジャースで急降下した「指標」とは…?【コラム】
2024/07/31
Getty Images
打率向上で日本人初の3冠王も現実に…?
三振の減少に合わせ上昇している指標が打率だ。2021~2024年の大谷選手の打率は.257→.273→.304→. 364と推移し、3年間で1割以上の上昇を示している。
大谷選手の三振の減少が示すものは何か。1つの型の打撃で終わりではなく、投手の攻めの変化に対応するために常に打撃の改良を続け、いまだに打撃が成長している証なのかもしれない。
さらに、チームに実力のある打者が揃い勝利が要求されるロサンゼルス・ドジャースに移籍した今季は、チームバッティングの意識が高まっていることも影響しているだろう。
5月5日のアトランタ・ブレーブス戦での4打数4安打2ホームランの結果は、現時点における大谷選手の打撃の進化の集大成といえるかもしれない。
一方、4月30日にアリゾナ・ダイヤモンドバックス投手陣が3三振を奪ったように、投手も大谷選手への対策をさらに研究してくるはずだ。今後大谷選手がどう対応していくかも見ものである。
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