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【MLB】青木初のマイナー降格の理由は「対左投手とチームの投手事情」。マリナーズ公式サイトが解説

リハビリ試合を除けば、青木宣親初のマイナーへのオプション降格がチームから発表された。その理由について球団公式サイトとMLB公式サイトで解説している。

2016/06/25

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対左投手との対戦打率が1割

 青木宣親のトリプルAへのオプション降格がチームから発表され、シアトル・マリナーズの球団公式サイトにて『MLB.com』のグレッグ・ジョンズ記者がその理由について解説している。

 34歳の青木はカンザスシティ・ロイヤルズとサンフランシスコ・ジャイアンツ時代のリハビリ試合7度以外は、これまでマイナーで時間を過ごしたことがなかった。2012年東京ヤクルトスワローズからメジャー入りを果たし、今季はシアトル・マリナーズと550万ドルの契約で合意した。

 ここ4シーズンメジャー平均もしくはそれ以上の打率を残してきたが、今シーズンは67試合に出場し、打率.245、出塁率.323、長打率.313と本来の結果が残せていない。ここ4年間の平均が打率.287、出塁率.353、長打率.386だったのでそれを大きく下回っていることになる。

 マリナーズは青木獲得時には、1番打者に据える構想を立て、テーブル・セッターと呼ばれる強力なクリーンアップに繋げる役割を求めていた。だが今季は盗塁を11度試み、そのうち成功がたった4度に留まっている。そのため打順もここ数週間では下位を打つことが増えていた。

 さらに打率が伸び悩んでいる要因としては、左投手相手の打率がメジャー通算では.304だったが、今季は打率.177と攻略に苦しんでいることだ。

 青木も現地メディアに対して、「左投手を打つことに重点を置いていければ」とトリプルAで取り組むべきことの一つとして話している。これまで出来ていたことが、今季は出来ていないためもう一度きっかけを掴めるだろうか。

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