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大谷翔平は新データでも”メジャー最強”!? MLBが公開した「スイング指標」とは【MLB】

2024/05/27

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チームメイト、ライバルたちとの比較

 
 大谷選手のスイングの数値につき、『Baseball Savant』を用いて、一番イメージしやすいBat Speedに関して主要選手と比較する。まずは同チームのムーキー・ベッツ選手、フレディ・フリーマン選手との比較だ。
バットスピード(ドジャース)
 ベッツ選手、フリーマン選手はMLB平均を下回るのに対し、大谷選手は両選手やMLB平均を上回っている。大谷選手のBat Speedはドジャースのチーム内で1位である。
 
 次に、ニューヨーク・ヤンキースの主力打者3人、ジャンカルロ・スタントン選手、アーロン・ジャッジ選手、フアン・ソト選手と比較する。
バットスピード(ヤンキース)
 
 この3人は大谷選手と打球速度を競い合っており、平均打球速度のMLB順位はジャッジ選手1位、ソト選手2位、大谷選手5位となっている。スタントン選手は、5月19日時点で2024年シーズン最速の時速119.9マイル(約193.キロ)の打球を打っている。
 
 大谷選手を含む4人は、打席数に対するバレル(一定の角度、速度を満たす打球)の割合でもMLB1~4位を独占している。
 

 
 ソト選手は大谷選手と同じ箇所にピークがあるが、ばらつきは小さく分布は右にずれている。スタントン選手、ジャッジ選手はいずれも大谷選手を上回り、スタントン選手はばらつきも小さい。
 
 スタントン選手の平均Bat Speed(時速80.6マイル(約129.7キロ))はMLB1位で、ジャッジ選手(時速76.6マイル(約123.3キロ))はMLB7位、ソト選手(時速76.2マイル(約122.6キロ))はMLB9位だ。

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