大谷翔平、今年も6月を”独壇場”にできる…?「史上最高の5月」から不調の兆しも【MLB】
2024/06/09
Getty Images
メジャーリーグ 最新情報
今シーズンのメジャーリーグはABEMAプレミアムで生中継!
初回登録は2週間無料トライアル実施中![PR]
初回登録は2週間無料トライアル実施中![PR]
今季5月の全体では好成績を残しながら、後半に不調の兆しも見受けられるロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。その打撃成績を振り返ると、過去の5月を大きく上回るものの、ある時点から変調がみられ、その背景にはある変化やアクシデントがあった。今回はそれを踏まえ、過去に好成績を残している6月の活躍について予想、分析をした。
まずは、現地時間5月26日終了時点の、2024年の大谷選手の主要な数字について振り返る。記載は「開幕以降の通算(3~4月/5月)」となり、5月は26日までの数字である。
OPS:1.024(1.017/1.036)
[うち得点圏:.583(.487/.789)]
打率:.336(.336/.338)
[うち得点圏:.232(.184/.333)]
出塁率:.403(.399/.411)
長打率:.621(.618/.625)
本塁打:13(7/6)
打点:35(19/16)
率に関する数値は4月までと比べ、横ばいか若干の向上がみられる。課題とされた得点圏の成績も、5月は打数が18と少ないとはいえ、3~4月と比べ数字が向上した。
過去の5月の打撃成績と比べると、大谷選手にとって、過去最高の5月といっていい。各年の5月の主な成績を比較すると以下のようになる。
大谷選手の5月のOPSは2021~2023年は8割台後半で推移したが、2019年は7割を切った。打率は2割4分台~5分台を継続してきた。今季の5月の数字は、こうした過去の5月の数字と比較して突出したものとなっている。