ドジャースが「トレード市場」で動く…?”新戦力候補”を徹底予想(野手編)【MLB】
2024/06/07
Getty Images
打者の補強候補予想
トミー・ファム(外野手) ※FAまで半年
打率.294, OPS+120, OAA -1
昨季のプレーオフでアリゾナ・ダイアモンドバックスのワールドシリーズ進出に大きく貢献したトミー・ファム。今季は4月中旬まで契約先が見つからなかったが、シカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を締結。
その後メジャーに昇格した後はリーグ平均以上の働きを見せている。今季で36歳だが衰えを全く見せていない。成績の下降がなければデッドラインで最も手堅い補強となるだろう。
所属先のホワイトソックスはメジャー30球団ワーストの15勝42敗でワイルドカード圏内まで16.5ゲーム差としており、既に終戦ムード。契約が今季限りのファムは放出確実とされている。
テイラー・ウォード(外野手) ※FAまで2年半
打率 .271, OPS+126, OAA +1
テイラー・ウォードはロサンゼルス・エンゼルスの外野手でここ数年密かに優秀な数字をあげている。今季もここまでホームラン11本、OPSはリーグ31位の.810となっている。昨季は大谷のチームメイトだったこともあり、日本での知名度は高いのではないか。
今季がメジャー定着3年目で保有権は残り2年半となっている。現状確立された外野手がFAで補強したテオスカー・ヘルナンデスとジェーソン・ヘイワードしかいないドジャースにおいて、実績のあるウォードの加入は大きなプラスだ。今季で30歳と言う年齢も好材料だ。
問題はエンゼルスが放出するかどうかだ。大谷移籍後も再建には入らないとし、リリーフのロバート・スティーブンソンを獲得するなど補強を行ったがチームは低迷。現在ALではホワイトソックスに次ぐ21勝35敗となっている。
今季の活躍次第ではウォードの年俸も跳ね上がるため、対価次第ではエンゼルスも放出に踏み切るのではないか。
【関連記事】
ドジャース、高額年俸ランキングトップ10
【打者部門】大谷翔平は何位? MLBナリーグ打撃成績ランキング
日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング
【了】