大谷翔平、ドジャースで”走塁革命”も…?データでみえた覚醒の理由。スピードはMLBトップ100以下に!?【MLB】
2024/06/12
Getty Images
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現地時間6月1日、ホームでのコロラド・ロッキーズ戦でメジャー通算100盗塁を達成したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。今季は過去最高のペースで盗塁数や成功率を伸ばしている。これを機に、今回は大谷選手の走塁データから、盗塁や走塁の傾向に焦点を当てたい。なお、今季の各数字は現地時間6月2日終了時点のものである。
今季の大谷選手の盗塁について着目すると、現時点で過去最高の数字を残している。特にホーム球場のドジャー・スタジアムで、チームへの盗塁面の貢献が大きいのが特色である。
現地時間6月2日終了時点で、大谷選手の通算の盗塁数は100、盗塁死数は34、成功率は74.6%になっている。ホーム・ロード別にみると、ホームゲームの方が好成績だ。
・ホーム:盗塁58、盗塁死14、成功率80.6%
・ロード:盗塁42、盗塁死20、成功率67.7%
各年の推移は以下のようになっている。
60試合だった2020年を除き毎年2桁の数字を残している中、2021年以外では成功率は毎年70%を超え、2021、2023年は20以上の盗塁を記録した。
2024年は61試合消化した時点で既に2022年全体の盗塁数を超えた一方、盗塁死はわずか1つしかない。現在のペースだとシーズン終了時の盗塁数は37と過去最高の数字になる。盗塁に関しては、今のところ大谷選手は過去最高の成績を残しているわけだ。