「大谷翔平VSジャッジ」…ライバル直接対決から見えた”課題”。2人のデータを徹底比較!【MLB】
2024/06/15
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“大谷対ジャッジ“スーパースター対決の行方は…
注目を集めたこの3連戦はドジャースが2勝1敗と勝ち越して終えた。ドジャースでは、初戦に先発し7回を2安打無失点に抑えた山本由伸投手の好投、2戦目のグランドスラムを含む3本塁打を打ち9打点を挙げたテオスカー・ヘルナンデス選手の活躍が光った。
一方、ヤンキースはフアン・ソト選手を故障で欠いたのが響き、打線に精彩を欠いた。その中で孤軍奮闘していたのがジャッジ選手だった。以降は、大谷選手とジャッジ選手に焦点を当てたい。
3戦目の8回表にこの2人の「直接対決」があった。ドジャースのウィル・スミス選手が1アウト3塁の場面でライトフライを打ち上げた後のジャッジ選手の肩と大谷選手の足の対決は、大谷選手の足が上回った。
2人のこの3連戦の成績は以下のようになった。
【大谷】
13打数2安打0本塁打 1打点 打率.154 OPS.445
【ジャッジ】
11打数7安打3本塁打 5打点 打率.636 OPS2.351
大谷選手にとっては、チームは勝って個人は負けたという形になった。本人にとっては、まずチームが勝ち越せてよかったという気持ちが先立つだろう一方で、日本人の大谷選手のファンにとっては、ちょっと複雑な結果に受け取った人が多かったかもしれない。