「大谷翔平VSジャッジ」…ライバル直接対決から見えた”課題”。2人のデータを徹底比較!【MLB】
2024/06/15
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今後の課題は“鬼門“ヤンキー・スタジアムの陥落?
ヤンキー・スタジアムでの大谷選手の通算成績は打者、投手別に以下のようになり、今年も相性の悪さを変えられなかった。
打者:59打数8安打4本塁打8打点 打率.136 OPS.612
投手:2先発 0勝1敗 投球回数3回2/3 防御率27.00
ただし、この数字が課題として残ったこと、今回の対戦でジャッジ選手という壁や目標ができたことは、大谷選手本人のキャリアや今後の成長につながるだろう。
実際、米メディア『ESPN』のインタビューで大谷選手は、どんな状況でも変わらないジャッジ選手の打撃のスタンスを評価していた。ヤンキース対ドジャース戦はドジャー・スタジアムで来年に、ヤンキー・スタジアムで再来年に開催の見込みだ。
昨季手術した右ひじ靭帯の回復が順調なら、投手としても復帰しているこの時、大谷選手が投打でどうリベンジするのか、投手としてのジャッジ選手との直接対決があるのか。先のことだが楽しみになってくる。
この対戦で改めて感じたのは、ジャッジ選手と並ぶMLBの「顔」「看板」としての大谷選手の存在感が高まり、両選手のライバル性が見えてきたことだ。この両選手が異なるリーグの名門球団に所属し、対戦は年3試合でお互いのホームでは2年に1度ということも、希少性を高めライバル性を盛り上げるのに一役買うだろう。
「大谷とジャッジ」この両選手は、ドジャースとヤンキースをリーダーとして引っ張っていく存在だ。2人がチームリーダーとしてMLBだけでなく世界のスポーツ界を盛り上げていき、スポーツを行う少年たちの目標になり、次世代の大谷やジャッジが育っていく…こうした未来すら感じさせる3連戦でもあった。
まずは、ワールドシリーズでの両チーム、2人の対戦が楽しみになる。この時までに、両チームとも、故障者の復帰や新戦力の台頭、トレードデッドラインでの補強があるだろう。対戦が実現すれば、この6月の対戦とはまた異なった様相を見せるはずだ。
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