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大谷翔平、”メジャー全球場ホームラン”の快挙も!? データでみる「得意」「不得意」は…?【MLB】

2024/06/23

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新本拠地での大谷は“鬼に金棒”?

 
 大谷翔平選手はホームゲームに強い選手だ。今年2024年にエンゼルスタジアムを本拠地とするエンゼルスからドジャースに移籍したが、本拠地がドジャー・スタジアムになって以降、ホームでの強さがより顕著になった。
 
 通算ではホームの成績がロードに比べ打率で約8厘、OPSで約7分5厘上回っているが、2024年に限れば、その差が打率で2分9厘、OPSで約1割7分に拡大した。
 
 本塁打1本あたりの打数(AB/HR)は、通算でホームの方が4.7ポイント小さいが、2024年はその差が8.3ポイントに広がっている。
 
 なお、下記数字は、ホーム扱いとなった2024年のソウルでの1試合の結果も含んでいる。
 
ホーム、ロード別の打率、OPS
 
本塁打1本あたりの打数(AB/HR)
 
 現本拠地のドジャー・スタジアムに関して、エンゼルスの一員として出場していた2023年までと2024年の成績を比較・合算すると以下のようになる。大谷選手は、エンゼルス時代もドジャー・スタジアムを得意としていたのだ。
 

 
 ・ロード(~2023年)
 打率.357  OPS1.136 AB/HR=28.0
 ・ホーム(2024年)
 打率.328  OPS1.084  AB/HR=11.2
 ・通算
 打率.333  OPS1.093  AB/HR=12.5

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