大谷翔平、エンゼルス戦で見せた”違い”とは…?「フリーウェイシリーズ」を徹底分析【MLB】
2024/07/03
Getty Images
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現地時間6月21日~22日にドジャー・スタジアムで開催された、ロサンゼルス・エンゼルスとロサンゼルス・ドジャースとの「フリーウェイシリーズ」。大谷翔平選手にとって、古巣エンゼルスとの公式戦での初対戦の舞台ともなった。今回は、大谷選手とフリーウェイシリーズとの関わり、2つの球場の位置関係も紹介したい。
MLBでは、同じ都市・地域、異なるリーグに属する2チームのインターリーグでの試合が毎年必ず組まれている。
1997年に導入されたこの対戦は、年間6試合の対戦が続いてきたが、公式戦のフォーマットの変更に伴い、2013年~2022年は年間4試合ないしは6試合、2023年以降は年間4試合になった。
主要な同エリアのチーム間のインターリーグの組み合わせは以下の通りになっており、それぞれに愛称がある。
フリーウェイシリーズはそのひとつで、両球場付近を通る「州間高速道路5号線」(通称IH-5)がその名前の由来である。両チームとも同一都市を名称に含むのに、球場間の距離が長いのが特徴である。
上記の通り、エンゼルスタジアムとドジャー・スタジアムの距離は、同じロサンゼルスと名乗っているが、関東地方で比較すると東京駅と鎌倉駅ほどの距離がある。
福岡の人にとっては福岡市と北九州市程度との言い方もできよう。ドジャー・スタジアムはロサンゼルスの中心駅のユニオン駅から比較的近く(ただし徒歩で行くのは困難)、エンゼルスタジアムはディズニーランドから直線距離で3~4㎞くらいだ。