大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 「彼はDHに過ぎない」大谷翔平、まさかのナ・リーグMVP受賞を逃す…?米メディアが反論「差はわずかで…」【海外の反応】

「彼はDHに過ぎない」大谷翔平、まさかのナ・リーグMVP受賞を逃す…?米メディアが反論「差はわずかで…」【海外の反応】

2024/07/19

text By

photo

Getty Images



ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平

大谷翔平 最新情報

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は球界最高の選手であると高く評価されることが多いが、米メディア『スポーツ・イラストレイテッド』は、同選手よりもアリゾナ・ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手の方がMVP級のシーズンを送っているとし、異論を唱えている。

 

今シーズンのメジャーリーグはABEMAプレミアムで生中継![PR]

 
 マルテは今季、これまでに92試合に出場し打率.292、19本塁打、57打点、OPS.877(出塁率.362 + 長打率.515)をマーク。ダイヤモンドバックスで活躍しているが、いずれの指標も打撃面では大谷より劣っている。しかし、同メディアが大谷よりもマルテを高く評価する理由は守備にある。
 

 
 米データサイト『ベースボール・リファレンス』によると、マルテはWARでリーグ2位の4.9で、二塁ではゴールドグラブ級の守備をし、守備防御率は+11。守備WARはリーグ3位の1.4だという。WARでは5.4の大谷が上回っているが、米メディア『スポーツ・イラストレイテッド』は「大谷が投打の両方で活躍するシーズンであれば、リーグで彼以上に価値のある選手はいない。しかし、彼は2024年に投球しない。守備もしない。指名打者(DH)だ」とし、「大谷とマルテの間のわずか0.5WARの差をはるかに上回る考慮すべき要素がある」と報じている。
 
 そして、「現実には、大谷は地球上で最高の野球選手であり、彼を破ることはほぼ不可能。しかし、今年の彼はDHに過ぎず、ドジャースは彼がいなくても首位チームであることも事実だ。彼が生み出すマーケティング要因やメディアの話題は、賞を受賞する要素にはならない。マルテがいないダイヤモンドバックスだったら、ナ・リーグ西地区で最下位にならないようコロラド・ロッキーズと争っているだろう。WARでは、この2人の選手の差はわずかなので、投票者はこれらの相対的な価値要因を考慮する必要がある」と指摘した。
 
【関連記事】
【打者部門】大谷翔平は何位? MLBナリーグ打撃成績ランキング
ドジャース、高額年俸ランキングトップ10
【速報】大谷翔平、きょうの結果は? 個人成績詳細・試合スコア一覧
 

 
【了】

 



error: Content is protected !!