ドジャースは今年こそ「プレーオフ弱小」を払拭できる…?命運を握る”キーポイント”は?【コラム】
2024/07/25
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プレーオフでの投手陣の作り方
プレーオフにおける投手陣は登録できる13人のうち先発2,3人、負け試合要員2,3人、残りを勝ち試合リリーフで構成するチームが多い。スケジュールの関係で5人の先発を用意する必要がないことに加え、ローテ4,5番手をプレーオフで先発させるのは怖いからだ。
そして先発がいつ崩れても良いように、ブルペンに回す投手を増やしている。レギュラーシーズンでは先発をしている投手を1イニングリリーフで投入するのはプレーオフでは全く珍しい事ではない。
先発で輝かしい実績を残し、殿堂入り確定とされているクレイトン・カーショーやマックス・シャーザーがクローザー起用されることもあった。
昨季のワールドシリーズに進出したアリゾナ・ダイアモンドバックスとテキサス・レンジャーズの投手陣構成(図2)を見てみよう。どちらのチームも先発枠3人とリリーフからクローザーにつなぐいわゆる勝利の方程式をしっかり形成したうえで、余った先発投手をリリーフへ回している。