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大谷翔平、メジャー200号本塁打の内容も”レジェンド級”…?意外な現役選手との類似点とは?【コラム】

2024/07/23

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MLB屈指の歴代スラッガーとの比較

 以降は、2000年以降デビューの選手を対象に、200本塁打達成までの過程を簡単に4区分して比較した。ハワード氏、プホルズ氏を除く4人が現役である。
 
2 200本塁打までの試合数
 
 通算50本塁打達成までの試合数は大谷選手が最も多いが、151~200本塁打に要した試合数は、ジャッジ選手に次いで少なくなっている。
 
 日本時間7月14日現在、通算で200前後の本塁打を打っている現役選手は以下のとおりである。
 
3 200本塁打前後の現役選手
 
 レギュラーを張る中心選手の名前が並ぶ中、アロンソ選手と大谷選手の数字が酷似している。「三振かホームランか」のイメージが強い現ワシントン・ナショナルズのジョーイ・ギャロ選手の打席数も大谷選手とほぼ同じだ。
 

 
 大谷選手が優れた数値を示す本塁打記録のひとつとしてAB/HR(本塁打1本あたりの打数)もある。3,000打席以上の選手を対象とした場合、大谷選手の数値はMLB歴代12位、現役選手の中では6位に入る。
 
 現役の左打者に限れば、ギャロ選手、カイル・シュワーバー選手に次いで3位だ。ちなみに、ギャロ選手は870試合目で、シュワーバー選手は824試合目で通算200本塁打を達成した。
 
4 ABHR(本塁打1本あたりの打数)
 
 このように、大谷選手の通算200本塁打達成は、高い本塁打の割合を背景として、MLB史上でも速い部類に入るものだ。

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