ドジャースは”絶不調”から脱出できる…?故障者続出でプレーオフ進出の危機も!?【コラム】
2024/08/06
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先発とブルペンのバランス
7月に入り先発投手がイニングを食えずに早々にブルペンを使う試合が増えている。故障者の復帰やルーキーのデビューが重なり仕方ない面もあるが、ハイ・レバレッジな場面を担うリリーバーの負担が大きくなっている。
日本時間7月1日から7月28日の22試合でアンソニー・バンダは12登板、ブレーク・トライネン、アレックス・ベシアは11登板、ダニエル・ハドソン、エバン・フィリップスが10登板と半分近くの試合で使われている。
ブルペンを休養させるためにヨハン・ラミレスを使い負けてしまう場面も複数回あった。ホワイトソックスからコペックを獲得したが、既に43登板をこなしており、負担の面では援軍にはならない。
そこで大事になるのは先発投手が5~6イニングを投げることだ。特にグラスノー、ストーン、(登板数をこなした後は)カーショーらメジャー定着勢には初球ストライクを心掛け、少ない球数でスムーズに試合を進めることが求められる。
また時にはシンカーを駆使してゴロを打たせることも必要になるだろう。最優先事項は打者をおさえることだが、これらのことも念頭に登板してほしいところだ。
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