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【MLB】田中、またも中4日で炎上。『1億5500万ドルの価値がない』現地メディアは酷評

ヤンキースタジアムでのタイガース戦に中4日で登板した田中は、2本塁打を含む5失点を喫し炎上。現地メディアは、中4日に適応できない155億右腕に対し、厳しい言葉を並べている。

2016/06/14

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決して真のエースになれず

 現地11日、ヤンキースの田中将大は、本拠地ヤンキースタジアムでのデトロイト・タイガース戦に登板。5回にタイガース1番キンズラーに勝ち越し3ランを浴びるなど、7回途中被安打6、4奪三振、5失点のピッチングで今季2敗目を喫した。チームも1-6で敗れ、連勝は5でストップ。ヤンキース地元紙の『NEW YORK POST』は、「ヤンキースは未だにアジャストできない1億5500万ドルの3番手投手を抱えている」と題した記事を掲載。またも中4日で不甲斐ないピッチングを見せた田中に対し、厳しい言葉を並べている。

Tanaka is trying to make the most of what he has, and the Yankees have not seen anything close to ace stuff from Tanaka when he pitches on four days’ rest, especially when he faces a team with any type of power.
田中は彼の持っている全てのものを出そうとしていた。しかしヤンキースは中4日、かつ(苦手とする)パワーヒッターを多く抱えるタイプのチームと対した田中から、エースに近いものを見出すことはできなかった。

 過去4試合で27イニングを投げ自責点4、4試合連続被本塁打0と調子を上げていた田中だったが、この日の登板では悪い面ばかりが目立った。2回にタイガースの6番ニック・カステヤノスに甘く入った直球を右中間スタンドへ運ばれると、1-1の同点で迎えた5回には1死1,3塁のピンチで1番イアン・キンズラーに勝ち越しの3ランアーチを被弾。7回1死から8番ジェームズ・マッキャンに安打を浴びたところでお役御免となった。

 2本の本塁打に加え、痛烈な当たりを打たれることも多かったこの日の田中。4回にガードナー、6回にエルズベリーの両外野手がそれぞれ見せたファインプレーが無ければ傷口はさらに広がっていた可能性もある。この日の登板を考えれば地元紙の「彼は決して真のエースになれないことを証明した。1億5500万ドルの価値がある投手でないのはもちろんだ」という意見もやむをえないだろう。

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