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大谷翔平のドジャースに新たな”天敵”が…?ポストシーズン前哨戦で見えた「現在地」とは【コラム】

2024/08/20

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ドジャースが勝ち進むためにはやはり…

(左から)大谷翔平、ブライス・ハーパー2
 ドジャースはレギュラーシーズンでのフィリーズ戦6試合を1勝5敗で終え、今後に不安を残す結果となった。
 
 この6試合で大谷選手は打率.227、OPS.659に終わり、唯一チームが勝った8月の3連戦初戦を除けば長打はなかった。ただし3盗塁を記録している。まさに「大谷が打たなければフィリーズに勝てない」という結果になった。
 

 
 フィリーズ戦終了時点での大谷選手の8月の数字は打率.192、OPS.676にとどまっていたが、ミルウォーキー・ブルワーズ戦では2試合連続本塁打を放った。ドジャース全体としてもムーキー・ベッツの復帰後は勝ち星が先行しており、徐々にチーム状態は上向きつつある。
 
 しかし、同地区のサンディエゴ・パドレス、アリゾナ・ダイヤモンドバックスも快進撃を見せており、シーズン中盤までの「独走状態」とは言えないゲーム差まで迫っている。8月はポストシーズン進出圏内の厳しい相手との対戦が多い。今後、山本由伸投手らがチームに復帰する中、ポストシーズンでフィリーズにリベンジを果たしワールドシリーズ出場を果たせるか…これから正念場がやってくる。
 
 「ドジャースのワールドシリーズ進出には大谷選手の活躍が必要」これを証明した8月のフィリーズとの3連戦だった。

 
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【了】

 

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