【MLB】中4日で結果が出ないヤンキース田中、地元メディア「もっと登板間隔が必要。特例を作るべき」
ここ数試合中4日での登板が続く田中将大に対して、先日のタイガース戦の結果を踏まえ、登板間隔を中5日以上あけるべきではという意見が再燃している。
2016/06/15
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登板間隔が再び話題に
現地6月11日、ヤンキースの田中は本拠地で行われたタイガース戦に先発。5回にキンズラーに勝ち越し3ランを浴びるなど、6回1/3を投げて6安打5失点4奪三振1四球。今季2敗目を喫した。
5月21日の登板から4試合連続でクオリティースタートを記録するなど、抜群の安定感を誇っていた田中。ただ、ここ3試合は中4日での登板が続いており、ひじに不安を抱える田中に対し、現地ではまたしても登板間隔についての話題が上っている。
『ニューヨーク・デイリー・ニュース』のジョン・ハーパー記者は、Yankees should provide more rest for Masahiro Tanaka(ヤンキースは、田中にもっと休養を与えるべき)と題し、田中の登板間隔について下記のように報じている。
Tanaka has been so dominant this season when pitching with extra rest, posting a 1.75 ERA over seven starts, that it’s time the Yankees make an exception in his case.
田中は今シーズン、登板間隔が5日以上あった7先発で防御率1.75を記録し、支配的なピッチングを披露した。今こそヤンキースは田中に対して(中5日以上という)特例を作る時だ。
ちなみに今シーズン、田中は中4日という通常通りの休養で6度先発登板している。だがその際、防御率は4.42まで跳ね上がっており、失点は合計で16。
2014年にデビューして以来、田中は健康さえ保てばエース級の働きができることは実証済み。同記者も、田中が高いポテンシャルを秘めていることを下記のように表現している。
Tanaka needs an extra day’s rest between starts the way a Maserati needs high-octane gasoline? the better to maximize his horsepower.
田中は(高級車である)マセラティがハイオクのガソリンが必要であるのと同じように、馬力を最大限発揮するためには、もっと登板間隔が必要だ。