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ドジャースの主力選手は”コスパ最強”!? 高額年俸だらけでも新たな”大型契約”へ動く…?【コラム】

2024/10/01

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ドジャースの大型契約は驚異の成功率!?

契約から数年たった大型契約
 
 ムーキー・ベッツは今季が契約4年目で契約の1/3を迎えるが、順調な道をたどっている。既に契約が期待するfWARの半分を達成している。上位打線+ライト守備という契約当初求められた役割に加えて、内野守備、しかも最も負担の大きいショート守備にも挑戦しチームのピンチを救っている。
 
 今季からは大谷翔平の陰に隠れてしまっているが、やはりドジャースを支える大黒柱である。まもなく32歳と言う年齢からも、この先2年くらいはこの活躍が続くだろう。
 

 
 フレディ・フリーマンは35歳という普通の選手では引退を考える年齢であるにも関わらず、依然オールスターレベルのパフォーマンスを保っている。
 
 今季が契約の折り返し地点となるが、既に金額分の活躍を全て達成してしまう勢いで、契約は既にバーゲンとなりつつある。
 
 毎日休まず試合に出続け活躍する安定性が魅力で、契約期間中の全試合数の内97%に出場している。今季はここまで2019年以来、久しぶりに打率が3割を切ってしまっており、若干の衰えが見られるが、衰えが急激に来るアスレチック系の選手ではないので、契約の残り半分もある程度の活躍は続けられるだろう。
 
 先の2人と比べて失敗契約になってしまっているのがクリス・テイラーだ。2021年のオールスター出場シーズン後に4年契約を結んだが、元々低打率・多三振だった打撃スタイルがさらに進行してしまい、今季はマイナスfWARを記録してしまった。
 
 もっとも、テイラーに求められるのはスターとしての活躍ではなく、どこでも守れるユーティリティープレイヤーとしての役割であり、この点がfWARに反映されていない面もあり、ある程度の考慮はすべきだ。
 
 今季の失敗はどうすることもできないので、数々の名場面を生み出してきたプレーオフでの活躍を期待したい。

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