ドジャースの主力選手は”コスパ最強”!? 高額年俸だらけでも新たな”大型契約”へ動く…?【コラム】
2024/10/01
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大谷翔平の”本当の評価”は…?
オフに史上最大規模の契約を結んだ大谷翔平。フィールド外での観客動員や日本企業とのスポンサー契約により、ドジャースは既に契約金額分は稼いだのではないかとも思うが、フィールド内に焦点を当てると非常に順調な滑り出しだ。
fWARを単純に2倍にできる二刀流をしていないにも関わらず、なぜか契約1年分のfWARを稼いでしまっている。二刀流が再開される予定の来季からは、さらにギアを上げて荒稼ぎしてほしいものだ。
ローテーターカフの故障により約2か月の離脱となっている山本由伸だが、故障前はエース級の活躍をしていたことを忘れてはいけない。
ここまで14先発で$19.55Mを稼いでいることから、フルシーズンで30先発程度に登板すれば、年俸分は軽く超えていたことが分かる。現在、リハビリ登板中で9月中旬に復帰予定だ。しっかりプレーオフに向けて準備してほしい。
タイラー・グラスノーは前評判通り故障が多く、今季もここまで2回故障者リスト入りしている。しかし、それ以外では打者を圧倒しサイヤング賞級の活躍をしていて、先発ローテーションの錨として活躍し、年俸分は既に稼いでしまっている。
球種にシンカーを加えるなど更なる進化も見せている。現在肘の故障中で今シーズン復帰が怪しくなってきたがどうなるか。
ウィル・スミスは守備負担の大きいキャッチャーを務めながらも依然優秀な打撃力を見せている。オールスター後に不調に陥ってしまい、打順も4番から5,6番に下がってしまったが、8月後半になって回復基調に入っている。
また打撃型キャッチャーだったはずが、今季スタットキャストの盗塁阻止指標ではメジャートップを記録し、チームの司令塔としての成長を見せている。このままキャッチャーとして5,6年活躍を続ければ、10年契約はバーゲンとなるだろう。