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大谷翔平、ドジャース入りで大きく進化した数字とは!? エンゼルス時代との”最大の変化”は…?【コラム】

2024/09/15

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”苦手分野”が“大好物“に…?

 米分析サイト『Baseball Savant』のデータをもとに、ファストボール、オフスピード、ブレイキングの3区分(詳細はグラフの凡例参照)でみた球種区分別の推移をみると、特に2022年に苦手にしていたオフスピード系の変化球を、ドジャース移籍後の2024年は逆に得意にしている。
 
球種区分別の打率推移
 
球種区分別の長打率推移
 

 
 2022年は、オフスピード系に対して打率で約2割、長打率で4割未満の数字しか残せなかったが、ドジャース移籍後の2024年は打率.341、長打率.718となり、3区分の中では最も得意な球種になっている。
 
 さらに2024年は、ブレイキング系に対する長打率も6割台半ばに伸びている。一方、2023年に打率.380、長打率.787と得意としていたファストボール系に対する数字は、2024年に低下した。2023~2024年の間に、緩急への対応を変えてきた可能性がある。

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