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【MLB】李大浩、呉昇桓ら韓国勢が活躍。韓国球界はMLBにとってお買い得選手の宝庫となるか

お買い得な契約で活躍を続ける韓国人選手たち。今後MLB球団にとって韓国球界はお買い得選手の宝庫となるのか。『ワシントン・ポスト』では特集記事が組まれている。

2016/06/25

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姜正浩に続くお買い得選手たちの活躍

 1982年の発足以来、韓国野球委員会(KBO)は最初の32年間、国内で実績を残した選手はMLBではなく、日本のプロ野球に移籍してきた。

 そんな中1994年に朴賛浩がKBOリーグを経由せずに韓国人初のメジャーリーガーとなった。それから10年後には秋信守が続いた。

 月日は流れ、2014年シーズンオフにピッツバーグ・パイレーツが姜正浩と4年1100万ドル(5年目のチームオプション付き)で契約を締結。それは実験とリスクを伴う補強だったと、『ワシントン・ポスト』のアダム・キルゴア記者は当時を振りかえる。

 MLB初の韓国人野手となった姜正浩は、シーズン開幕時の数字が上がらず、周囲からは懐疑的な見方をされていたが、シーズンが進むにつれて、チームにとって欠かせない選手の1人へと成長を遂げた。

 記事内では、リスクと思われていた補強が、活躍によりお買い得選手としての称号を得たことで、今後MLB球団にとっては新たな選手獲得ルートの幕開けを意味することになるかもしれないと見解を示している。

 さらに2015年シーズンオフには4人の韓国人選手が姜正浩の作った道筋を辿ってMLBへの移籍を果たした。そして、2016年シーズンはまだ3分の1を過ぎたところだが、それぞれの球団で活躍をみせている。

 それを受け、ギルゴア記者は「昨年オフに韓国人選手を獲得した球団はどこも後悔していないだろう」と評価している。

 セントルイス・カージナルスの呉昇桓、ミネソタ・ツインズの朴炳鎬、ボルチモア・オリオールズの金賢洙、そしてシアトル・マリナーズの李大浩はそれぞれ姜正浩に続いてチームにとっては貴重な戦力となっている。そして指摘すべきは、年俸500万ドルを越えている者はいないということだ。

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