ドジャースから”主力クラス”がいなくなる!? どこよりも早い2025年シーズンの戦力予想は…?【コラム】
2024/10/25
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外野手の補強ポイントは?
外野3ポジションではライトがムーキー・ベッツ、センターがトミー・エドマン、アンディ・パヘスで固まっていて、レフトが流動的だ。ベッツの内野再転向はギャビン・ラックスがセカンドで固定されていることから可能性は低い。今季行ったショートへの異動もほぼ無いだろう。
ラックスを諦めトレード放出し、ベッツを内野に戻すかはオフに検討がなされるだろう。外野で最も重要なのがレフトに誰を置くかだ。
今季はテオスカー・ヘルナンデスを置きwRC+129の働きを見せたが、単年契約でシーズン終了後にFAとなる。
代役候補にはクリス・テイラー、パヘスがいる。しかしテイラーは今季極度の打撃不振に陥り、パヘスは守備力・送球力を見れば右中向きである。
マイナーではトッププロスペクトのドルトン・ラッシングがいる。元来キャッチャーだったが、不動のウィル・スミスがいることから、ラッシングの打撃力を活用するために今季から左翼手としての準備を開始している。ポジション移動後も打撃力に低下は見られないため、このまま左翼手/サブ捕手としての起用がされるだろう。
テオスカーの契約延長論も上がっているが、来年32歳、守備のマイナスが大きいDH型の選手のため相当のディスカウントなしにはドジャースは契約を結ばないと予想できる。狙っているとされる1億ドル規模の契約はドジャース側から出すことはないだろう。