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【MLB】打率.342のイチロー含め、73年生まれで現役は3人。往年のスター選手の42歳時の成績は?

野手最年長ながら打率.342と好調のイチロー。1973年生まれの現役選手は日米合わせても3人だけだ。73年生まれの活躍と共に、スーパースター達の42歳時の活躍を振り返る。 (成績・年齢はBaseball Referenceを参照、データは7月1日時点)

2016/07/02

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NPBでは番長

 プレーを見ているととてもMLB野手で最年長とは思えない。

 1973年生まれ、現在42歳のイチロー(マイアミ・マーリンズ)は、ここまで66試合に出場し、打率.342と全盛期並みの数字をマーク中。これまで打率と比較し出塁率が低いと言われてきたイチローだが、今季は12三振に対し、20四球と選球眼も向上し、出塁率は4割の大台を上回っている。

 守備防御点は+4と守備でも貢献しており、規定打席には到達していないものの、全盛期に近い活躍と言っていいだろう。
 イチローと同い年である1973年生まれの現役選手は日米合わせてもイチロー含め3人のみだ。

 その一人がメッツのバートロ・コロン。5月24日に誕生日を迎えているため、既に年齢は43歳を迎えている。

 180cm、129kgのコミカルな体型と独特のキャラクターで愛されているコロン、過去3年間で47勝をあげるなど、こちらもイチローと同じく年齢を感じさせない投球を見せている。

 メッツの誇る若きエース投手達の陰に隠れがちながら、今季も安定した成績を残しており、ここまで16試合に投げ6勝4敗 防御率2.86。また誕生日前の5月8日には、自身初となる本塁打を記録。メジャー初本塁打の最年長記録を更新した。

 2005年にサイヤング賞を獲得するも、その後はケガに見舞われ低迷。30代中盤には終わった選手扱いされることも多かったコロンだが、ここ数年の活躍を見る限り、まだまだ引退の日は遠そうだ。

 日本球界最年長の三浦大輔(横浜)もイチローと同じ1973年生まれ。通算172勝、昨年も6勝をあげている三浦だが、今季はここまで1軍登板なし。2軍でも10試合で防御率5.65と苦戦が続いている。今月前半の9連戦中の登板が濃厚と報じられており、そこでハマの番長健在という姿を見せたいところだ。

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