【MLB】打率.342のイチロー含め、73年生まれで現役は3人。往年のスター選手の42歳時の成績は?
野手最年長ながら打率.342と好調のイチロー。1973年生まれの現役選手は日米合わせても3人だけだ。73年生まれの活躍と共に、スーパースター達の42歳時の活躍を振り返る。 (成績・年齢はBaseball Referenceを参照、データは7月1日時点)
2016/07/02
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ピート・ローズは同じ年齢で121安打
かつての名選手たちは42歳時にどのような成績を残してきたのだろうか。
ピート・ローズ 151試合 0本塁打 45打点 7盗塁 打率.245 OPS.602(1983年)
MLB安打記録保持者は42歳の年に151試合に出場、121安打を放っている。前年は162試合すべてに出場、オールスターにも選ばれたローズだが、4000安打の重圧もあったのか83年は大きく調子を落としOPS.602は自己ワースト。10年続いていたオールスター出場を逃し、4000安打にもあと10安打届かず終わった。この年の守備位置は主に一塁。
リッキー・ヘンダーソン 123試合 8本塁打 42打点 25盗塁 打率.227 OPS.717 (2001年)
通算1406盗塁,2295得点のメジャー最高のリードオフマン。打率は.227と低迷したものの、四球数(敬遠除く)歴代1位の選球眼を活かし出塁率は.366。25盗塁と自慢の脚も健在だった。
バリー・ボンズ 128試合 28本塁打 66打点 5盗塁 打率.276 OPS1.045 (2007年)
怪物バリー・ボンズの打棒は42歳のこの年も健在。わずか340打数ながら28本のアーチをかけた。8月7日には史上最多756本塁打の金字塔も達成している。このシーズンを最後に引退したが、最後まで投手に勝負を避けられ続け、四球132,出塁率.480はリーグ最多
ジェイミー・モイヤー 32試合 13勝 7敗 防御率4.28 102K/52BB(2005年)
イチロー入団当時のマリナーズのエース。42歳のこの年も老獪なピッチングで、チーム最多の13勝。200イニング突破もチーム内唯一だった。2012年に49歳151日で勝利をあげ、MLB最年長勝利投手に。
野村克也 127試合 16本塁打 58打点 0盗塁 打率.213 OPS.614 (1977年)
南海ホークス(現ソフトバンク)で選手兼任監督としてプレー。主に5番を打ち低打率ながら本塁打、打点は共にチーム3位と貢献。犠飛8本、併殺打24本はそれぞれリーグ最多だった。シーズン終了まで2試合を残して解任。
山本昌 23試合 11勝 7敗 防御率3.16 84K/26BB(2008年)
NPB史上初の50歳での登板を果たした鉄腕。前年は2勝10敗と低迷するも、この年は、チーム最多の11勝をマークするなど復活。3000投球回数、200勝を達成する記録イヤーになった。