ドジャース、ワールドシリーズ進出に”伏線”があった!? パドレスとの地区Sで見せた”劇的変化”とは…?【コラム】
2024/10/25
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意地を見せたMVP
2021年のNLCS vs ブレーブスから続くドジャース打線の沈黙。ムーキー・ベッツは2022年に14打数1安打、2023年は11打数0安打とレギュラーシーズンと比べれば失望が続いていた。今年のNLDSもGame 1では3四球も0安打、Game 2では4打数0安打と不振を極めていた。
今季のベッツは特に外角への球に苦しんでいた。パドレス投手陣はGame 1、Game 2を通して徹底的に外角へのフォーシーム、スライダー、スイーパーを投げベッツを抑えた。
これに対してベッツはGame 3でシンカー/スイーパーの横変化球を駆使するマイケル・キングに例によって外角を攻めたてられたが、6球目の若干甘く入ったスイーパーをとらえてホームランとした。
続いてGame 4ではディラン・シースの真ん中フォーシームをとらえてホームランとした。この対応力はさすがベッツと言ったところだ。