商品力が高い、実力派投手・岩隈久志の魅力―トレードによる移籍の可能性はあるのか？
今季大活躍だった岩隈だが、ストーブリーグでは再三放出話が勃発している。この場合、「トレード候補＝構想外」という日本球界のステレオタイプな連想は当てはまらない。彼の商品性の高さが評価されているのだ。
2014/12/04
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商品力が高い岩隈
ドジャースは交換相手に、将来のエース候補であるタイワン・ウォーカーやジェイムス・パクストンを希望したため、この話は一旦崩れた。
しかし、ケンプにはクルーズに逃げられたオリオールズも興味を示しているため、岩隈久志を交換相手としてケンプ獲得話が再燃したのだ。
実際にこの話が成立するか、スターク記者の見込み通り噂だけで終わるかはともかく、今季フェリックス・ヘルナンデスと並ぶエース格として大活躍した岩隈に商談が持ち上がるのは、奇異に思われるファンもいるかもしれない。しかし、これがメジャーなのだ。
岩隈の名前がトレード戦線に上がるのは、彼の商品力が高いためだ。
今季は故障で約1カ月出遅れたが15勝（9敗）を挙げ、与四球率1.06とK/BB7.33はいずれもリーグ2位だった。
加えて来季年俸は700万ドルという安さ。
2年前に結んだ2年契約後の3年目の球団オプションが行使されたのだ。
また、長期契約が付随していないことによるリスクの低さも人気の要因だろう。彼は、来季は開幕直後に34歳となり、比較的故障も多いためだ。
いずれにせよ、「トレード候補＝構想外」という日本球界の常識からは離れて考える必要がある。ストーブリーグでのモテ男、岩隈の去就はいかに？
出典：Twitter by Jason Stark in Dec. 2nd 2014
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