大谷翔平、アクシデントも悲願達成!左肩負傷の影響、ジャッジとのMVP対決を徹底分析!【コラム】
2024/11/07
Getty Images
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大谷翔平選手の所属するロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・ヤンキースを破り、ついにワールドチャンピオンに輝いた。左肩の亜脱臼というアクシデントもあったが、夢を叶えた大谷選手。今回は、左肩故障前後の打撃状態の変化、ライバルとされたアーロン・ジャッジとの打撃比較を中心にこのワールドシリーズを振り返る。(文:島倉孝之)
今年のワールドシリーズのポイント
大谷翔平選手が初めてたどり着いた夢舞台である2024年のワールドシリーズ。大谷選手の所属するロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・ヤンキースを4勝1敗で破ってワールドチャンピオンに輝いた。大谷選手は、ついにチャンピオンズリングを手にした。
MVPに輝いたフレディ・フリーマン選手の大活躍、第 2戦の山本由伸投手の好投、第5戦のヤンキースのミスの連鎖など、ポイントや見どころの多いシリーズとなった。
このチャンピオンズリングは、左肩の負傷、不調の中でも、チームの勝利に貢献したいという思いが呼び込んだものでもあった。大谷選手が勝利をもたらした原動力とは何か?この点こそが、ライバルのアーロン・ジャッジ選手を圧倒していたものでもあったのだ。
今年のワールドシリーズのポイントを私なりに以下の2点に絞った。
・左肩負傷前後の打撃の変化
・ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手との「対決」の結果