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大谷翔平、”MVP確実”はまたも異次元!? 歴代MVP受賞者との成績を徹底比較!【コラム】

2024/11/18 NEW

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(左から)大谷翔平、バリー・ボンズ

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 2024年MLB表彰選手発表の最後を飾るのが、現地時間11月21日(日本時間22日)に発表予定のMVPである。「50-50」の達成など今年も活躍を見せたロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、ナショナルリーグMVPの受賞がほぼ確実視されている。今回は今季の大谷選手の成績を、過去のMVP受賞者の成績と比較していきたい。(文:島倉孝之)

 

MVPは間違いなし…?

 2024年のナショナルリーグMVP受賞がほぼ確実視されている大谷翔平選手。近年の受賞者と成績を比較すると、その内容は決して引けを取るものではないことがわかる。さらに、2000年代に圧倒的成績でMVPを受賞した大選手とも成績を比較した。大谷選手が今後さらなる高みを目指す目標となる大選手とは誰か?詳しく見ていきたい。
 
 なお、本記事では、2000年以降の受賞者を比較対象とする一方、大谷選手に加え、アメリカンリーグMVPの受賞が確実視されているニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手も2024年のMVP受賞選手として扱う。対象は延50名、うち大谷選手を含む野手は延48名になる。
 
 まずはWARの比較だ。WARとは、代替可能選手と比較した勝利数の上積み幅を推計した指標で、貢献度を示す指標のひとつである。数値は米分析サイト『Baseball Reference』のものによった。
 

 
 2024年大谷選手のWAR は、13位タイの9.2となっている。二刀流で活躍し、投打両方のWARが加算された2023年大谷選手のWARは8位だった。
 
 1位、2位は2001~2002年のバリー・ボンズ選手で、同選手の両年のWARは11ポイント台後半だった。大谷選手の現チームメイトであるムーキー・ベッツ選手は、ボストン・レッドソックス時代の2018年に4位のWARを記録した。
 

 
 対象受賞者の受賞年の成績の中で、2024年大谷翔平選手の打撃成績項目別順位は以下のようになる。率の指標に比べ積算型の指標の方が高順位だ。
 
 打率36位 出塁率37位 長打率13位 本塁打6位 打点12位 盗塁2位
 

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