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ドジャース、今オフも超大型補強に動いている!? FA市場で狙いたい有力選手は…?【コラム】

2024/11/27 NEW

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補強候補となるリリーフ投手は…?

(左から)ロバートソン、ホームズ、イエーツ
 
 ドジャース編成本部長のアンドリュー・フリードマン氏はリリーバーに投資をすることを嫌う。
 
 なので、あまり資金をかけずに最大限のパフォーマンスを引き出せる選手を考えてみる。ちなみにトライネンの再契約が最も可能性が高いが、ここでは割愛する。

 
クレイ・ホームス成績 (
 
 2021年シーズン途中にニューヨーク・ヤンキースにトレード後覚醒したホームスは、チームのクローザーとなったがシーズン途中にパフォーマンスが悪化し、ルーク・ウィーバーに取って代わられてしまった。
 
 これによりヤンキースファンからは多くのヘイトを受けているホームスだが、数字を俯瞰すると悪いリリーバーではない。
 
 目を引くのがStuff+の高さで、これは面白いように変化するシンカー、スライダー、スイーパーから来ている。オーバースローから繰り出されるホームスの球はどれも他に類を見ない落ち・曲がりを見せる。
 
 シンカーは異常な落ちを見せ、24年の平均打球角度はマイナスだった。これは即ちホームスのシンカーは平均的に地面に向かって打たれるということだ。
 
 またスライダー/スイーパーはリーグトップのStuff+183を叩き出し、3割は空振りとなる。後はこの球をどのように使うかを見つけ出せば良い。
 
 ホームスも前述のピベッタと同様に、高い評価を受けていないが化けると面白いタイプで、ローリスクハイリターンだ。31歳と言う年齢から単年実力証明契約でも良い。

 

 
カービィ・イエーツ成績
デイビッド・ロバートソン成績
 カービィ・イエーツとデイビッド・ロバートソンは共にテキサス・レンジャースをFAとなったベテランリリーバーだ。
 
 イエーツはフォーシーム/スプリットのコンビを武器とし、与四球率は高いものの、それを補って有り余るだけの空振りを量産する。24年シーズンの期待打率・防御率は共にメジャー1位だ。
 
 ロバートソンはフォーシーム/シンカーという通常の速球は投げずに、カッターとカーブで打者を抑える投手だ。イエーツ同様制球は怪しいが三振で補う。
 
 2人に共通するのは高年齢/好成績と言う点で、特にロバートソンは39歳と言う年齢からのパフォーマンス急降下の懸念からFA市場でも複数年契約は狙いにくい。契約規模にキャップがつくためローリスクとなるわけだ。
 
 今年のハドソンやケリーのように1000万ドル弱でのベテランリリーフ枠にぴったりの投手だ。

 

 
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【了】

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