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【MLB】ドジャース・前田、新人王の可能性はあるか? カーショウ離脱で先発の柱を期待

メジャー全30チームがシーズンの半分にあたる81試合以上を消化。前田健太に新人王の可能性はあるか。

2016/07/07

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ナリーグ新人王最有力は将来のスター候補

 メジャー全30チームがシーズンの半分にあたる81試合以上を消化した。米ヤフースポーツのジェフ・パッサン記者は現時点での各個人タイトルを選出。日本人大リーガーではドジャース・前田健太が唯一「新人王」部門の2位に入った。
 
「前田はドジャースの先発ローテーション全体を保護している。5月は不調に陥ったが、復調して6回を安心して任せられる先発投手だ」
 
 同記者は前田への高い評価を並べた。
 確かに4月は3勝1敗、防御率1.41の好スタートを切ったが、5月に1勝2敗、防御率5.04と失速した。相手チームの研究にあい、スライダーを見極められるケースが目立ち始めた。だが、それを上回る適応をみせ6月は3勝2敗、防御率2.52と復調。ここまで17試合に投げ、7勝6敗、防御率3.07と堂々の数字を残している。そしてエース左腕のクレイトン・カーショウが負傷離脱した今、名門チームの新たな大黒柱としてローテーションの中心を託されている。
 
 ちなみに現時点でのナリーグ新人王部門トップはチームメートでもあるコーリー・シーガー。打率.305、17本塁打、41打点で、将来のスーパースター候補と目される22歳の遊撃手だ。オールスター選出も確実視されており、シーガーを上回るのは容易ではない。
 
 3位はアレドミス・ディアス(カージナルス)。25歳の遊撃手で打率.313、11本塁打、42打点とシュアな打撃には定評がある。次点は開幕直後に本塁打を量産したトレバー・ストーリー(ロッキーズ)。打率.264、19本塁打、50打点ながら、リーグ断トツワーストの106三振の印象が悪い。

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