【MLB】オールスター発表で一番の存在感を示したのはカブス球団社長。史上2度目の同一チームからスタメン5人選出
現地7月13日サンディエゴで開催されるオールスターゲームに出場する選手が発表された。その中には現シカゴ・カブスのセオ・エプスタイン球団社長がドラフトし、獲得した選手たちが多く名を連ねた。
2016/07/08
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オールスター発表の勝者は?
現地7月5日にサンディエゴで開催されるオールスターに出場する選手たちが発表された。この発表を受けて、『ニューヨーク・タイムズ』ではこのオールスターで存在感を強く印象付けている人物について特集記事を組んだ。
『ニューヨーク・タイムズ』のビリー・ウィツ記者はその人物を以下のように述べた。
“When the All-Star rosters were revealed Tuesday night, the biggest winner did not swing a bat, throw a baseball or even wear a particular uniform.”
「オールスターのロスターが火曜日の夜に発表されたとき、一番の勝者である人物はバットを振ることも、ボールを投げることもなく、特定のユニフォームさえ着ていない」
その人物が影響を与えるのはアメリカンリーグ、そしてナショナルリーグのどちらかに偏ったものでもないと、評価している。
サンディエゴ行きが決定した選手たちの名前を見ていくと、自然と浮かび上がる人物がいる。それが現在シカゴ・カブスで球団社長を務めるセオ・エプスタインだ。
ボストン・レッドソックスを優勝に導いた立役者が、今は優勝から一番遠ざかっているシカゴ・カブスにその栄光をもたらそうと奮起している。
シカゴ・カブスは前半戦の大半をメジャートップの成績で走り、オールスターにも多くの選手が名を連ねた。そしてファン投票で選出された9人の選手がカブス、そしてレッドソックスの一員だった。さらには3人が控えとしても選出されている。