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ドジャースが狙う”補強候補”に意外な共通点が!? 今オフに獲得すべき選手は…?【コラム】

2024/12/12

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Getty Images



先発転向で花開いた選手

(左から)キング、クロシェ
 

ギャレット・クロシェ(ホワイトソックス, 25歳 )

ギャレット・クロシェ指標
 
 近年で先発転向して最も成功した例はホワイトソックスのクロシェだ。2020年のデビューから主にリリーフとして稼働したが、2022年に受けたTJ手術から完全復帰となった2024年は開幕から先発として稼働し、146イニングを投げ防御率3.58とまずまずの結果を残した。
 
 デビュー時から100マイル(約160キロ)を記録していたクロシェは先発転向後も平均97マイル(156キロ)を維持したうえで、カッター、シーズン後半にはシンカーを導入することで見事に適応して見せた。なお、11日(日本時間12日)に再建中のホワイトソックスから、レッドソックスへのトレードが発表された。

 

 

マイケル・キング(パドレス, 29歳)

マイケル・キング指標
 
 ドジャースと同地区ではサンティエゴ・パドレスのマイケル・キングが挙げられる。ニューヨーク・ヤンキース時代から先発を熱望していたキングは2023年後半から先発に転向、2024年は先発としてフル稼働し173.2回、防御率3.33と好成績を残した。
 
 シンカー、スイーパーのコンボを武器とするキングは、先発するにあたりスイーパーよりも中性球となるジャイロスライダーを導入し左右の苦をなくした。
 
 来季はジョー・マスグローブ離脱後のパドレスローテを支えるピースとなるだろう。

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