ドジャース、ウィンターミーティング終了で新たな補強へ!? 注目すべき”獲得候補”は…?【コラム】
2024/12/30
Getty Images、産経新聞社
メジャーリーグ 最新情報
メジャーリーグのオフシーズン最大のイベント、ウィンターミーティングが12月9日(日本時間10日)から開催された。各球団の編成責任者と監督、選手の代理人などが一堂に会し直接話し合う同イベントでは、選手の移籍交渉が行われることも多い。今回はロサンゼルス・ドジャースのウィンターミーティング後の動きを予想していきたい。(文:Eli)
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先発投手は万全なら最強
先発投手
ブレイク・スネルの加入により、ロサンゼルス・ドジャースの先発投手陣はスネル、山本由伸、タイラー・グラスノー、大谷翔平という4人のエースクラスを要する強力なグループとなった。
4人とも稼働面に不安が残るが、マイナー選手や故障明け選手を上手く組み合わせればシーズンを上手く乗り切り、プレーオフで活躍を見せてくれそうだ。
今後はクレイトン・カーショーとの再契約、国際フリーエージェント(FA)枠での佐々木朗希の獲得などに注力した上で、デプスが足りないと判断した場合は安い契約で獲得出来るベテランなどの加入が予想される。
リリーフ投手
ドジャースは12月8日(現地時間)にブレイク・トライネンと再契約を交わしたが、ブルペン補強を続けるつもりのようだ。
米メディア『The Athletic』のFabian Ardaya記者によれば、情報筋の話としてドジャースはリリーフ市場の上位層を狙っており、サンティエゴ・パドレスからFAとなったタナー・スコットを含んだ選択肢を検討しているという。
現状のドジャースブルペンを見ると、クローザー候補にはコペック、トライネン、フィリップス、ミドルリリーフにはベシア、バンダ、ブレイジャー、残りをマイナーリーグオプションのあるヘンリケス、グローブ、カスパリウス、マイナー契約を結んだガエゴスやドライアーなどで埋めていくと考えられる。
層の厚さとしてはそれほど問題ないが、プレーオフを勝ち上がっていくにあたって制圧力のあるリリーフを追加するのは悪くない。