ドジャース、ウィンターミーティング終了で新たな補強へ!? 注目すべき”獲得候補”は…?【コラム】
2024/12/30
Getty Images、産経新聞社
野手陣のロースターはテオスカー次第…?
野手
執筆中の12月後半時点で、ドジャースは現在FAとなっているテオスカー・ヘルナンデスの再契約に注力している。背景にはレギュラーレベルの右打者がムーキー・ベッツ、ウィル・スミス、アンディ・パヘス、トミー・エドマン(左投手得意な両打)のみと左打者に比べて少ないことが挙げられる。
一方で、テオスカーも既に32歳と高齢なため、適正価格以上を払うつもりはないようだ。ウィンターミーティング中には編成トップのアンドリュー・フリードマン氏が、流出したら仕方がないといった旨の発言をしている。テオスカー以外のオプションも同時並行で検討しているようだ。
加えて、オフシーズン終盤にはキケ・ヘルナンデスとの再契約とクリス・テイラーの処遇が予想される。ポストシーズンで良い活躍を見せたキケはドジャースとの再契約を望んでいるとされているが、ユーティリティープレイヤーの枠はエドマンとテイラーで埋まっている。
ロースター40枠をフル活用する意味でもキケとテイラーはどちらか一方となりそうだ。
一部で噂されていたノーラン・アレナド獲得の可能性は限りなくゼロに近い。既にブランドン・ゴームスGMがマンシーの3B起用を明言しており、プロスペクトや資金を出してまでアレナド獲得に動くメリットはない。