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ドジャース、超大型補強で”1強時代”になる!? オフシーズンの移籍市場を徹底分析!【コラム】

2025/02/04 NEW

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Getty Images



捕手:正捕手は不動、プロスペクトの台頭も期待…?

ドジャース捕手
 2025年も正捕手は不動のウィル・スミスが務め、バックアップを35歳ベテランのオースティン・バーンズ、40人枠上の第3捕手を2024年デビューのハンター・フェドゥーシャが担う。
 
 興味深いのがドジャース傘下1位、全体39位のトッププロスペクトであるドルトン・ラッシングの扱いだ。GMブランドン・ゴームスによればラッシングの2025年はキャッチャーと外野手で分割し、ラッシングの攻撃力を活用する方針だという。
 
 既にマイナー3Aで外野手として27試合出場、243.1イニングをこなしており、必要となればメジャーでの外野手起用をシーズン中に見えてくるはずだ。
 

 

内野手:内野陣はムーキー・ベッツ次第…?

ドジャース内野手
 ムーキー・ベッツのSS再異動とキム獲得によりドジャースの内野はSSベッツ、2Bキム、1Bフレディ・フリーマン、3Bマックス・マンシーとスタメンが固まり、ミゲル・ロハス、クリス・テイラー、エドマンがバックアップの役割を果たすだろう。
 
 元々ユーティリティーとして契約したキムだが、ラックスがトレード放出されたことで、ラックスが果たした2Bのレギュラーという役目での起用が増えると見られる。
 
 また、ベッツのSS適応が上手くいかなかったり、左のキムが対左投手対応困難となったりした場合にはベッツとキムの交代や、ロハスの起用増も視野に入る。
 
 エドマンはセンターでのレギュラー起用が予定されているが、内野の配置があまり上手くいかない場合にはエドマンの内野起用も選択肢となるだろう。
 
 シーズン中盤以降には傘下3位、MLB全体70位プロスペクトのSSアレックス・フリーランドのデビューも期待される。

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