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”打倒ドジャース”のライバル球団は手強すぎる!? どこよりも早いナリーグ球団の成績・スタメン予想を徹底解析!【コラム】

2025/02/08

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サンディエゴ・パドレス

サンディエゴ・パドレス予想
 2024年はドジャースをNLDSにおいて1勝2敗まで追い込んだが、打線が急停止し結局敗退となったサンディエゴ・パドレス。今オフはオーナー家でのお家騒動もあり満足できる補強には至っていない。
 
 さらに予算確保のために先発の柱となるシース、キングのトレード放出話も飛び出している。過去3年で結んだ長期契約が足かせとなっている印象で、今後も大きな戦力アップを見ることは無いだろう。
 
 先発2人+アラエズのFA流出を控え、長期契約を結んだ野手が33歳以降に差し掛かることで今季、来季が現陣容のラストランとなりそうだ。
 
 一方で今季の戦力だけを見ればNL屈指の充実度を誇る。打線は2024年のメンバーからの変更はほぼ無し。アラエズ、タティス、メリル、マチャドの1~4番は迫力満点だ。
 
 先発もシース、キング、ダルビッシュの三本柱が引き続きローテを引っ張ることになる。ブルペンも7~9回はスアレス、アダム、エストラーダ、エイドリアン・モレホンを使えば鉄壁と言える。2025シーズンもNL西地区で優勝を争うドジャースのライバルとなりそうだ。
 

 

アリゾナ・ダイアモンドバックス

アリゾナ・ダイアモンドバックス予想
 2023年NLDSでドジャースを破り、ワールドシリーズに駒を進めたアリゾナ・ダイアモンドバックス。2024年は89勝にとどまりプレーオフを逃した。
 
 今オフにはボルティモア・オリオールズからFAとなっていたサイ・ヤング賞投手、コービン・バーンズを獲得したが、これまでのチームと比べると絶対的なスーパースターに欠ける戦力となっている。
 
 逆に強みは若さで、24歳のキャロル、27歳のネイラー、23歳クローザーのマルティネスを擁する。こうした若手、特に2023年新人王のキャロルが再度活躍すれば2023年のようなシンデレラストーリーを再現できるかもしれない。

 

 
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