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「彼の行為は恥知らず」大谷翔平の元通訳・水原一平被告が最後まで嘘をついた!? 米メディア「罪の重大さを…」【海外の反応】

2025/02/07

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ドジャース・大谷翔平の通訳を務めていた水原一平被告

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 ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平被告に判決が下った。それに先立ち、水原被告がジョン・ホルコム判事に3ページの書簡を提出したが、この中にも多数の嘘が含まれていたようだ。米メディア『ABCニュース』が報じている。

 

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 2024シーズン開幕直後、水原被告が米メディア『ESPN』のインタビューに答えたことで、水原被告が違法賭博に手を染めていることが発覚。さらに捜査が進むと、借金を返済するために大谷の口座から1700万ドル(約26億円)を盗んでいたことも明らかになった。そして、水原被告は銀行員を騙した銀行詐欺と虚偽の納税申告書を提出した罪で起訴され、ついに判決が下っている。4年9ヶ月の実刑判決と大谷に対する1700万ドルの返還、米国内国歳入庁に110万ドル(約1億7000万円)の弁済金を支払うことが命じられた。
 

 
 同メディアによると、水原被告がホルコム判事に提出した書簡には、恩赦を要請する記述があったという。ギャンブル業界に対する無知のため、2024年初めまでそれが違法なギャンブル事業だとは気づかなかったこと。肉体的にも精神的にも大変だったこと。低賃金だと感じていたが、解雇される恐れがあるため言い出せなかったこと。大谷のお金に手を出すことに罪悪感を覚えたことなど。
 
 しかし、ホルコム判事は「大谷氏が元通訳に5桁のチップとポルシェを与え、水原被告とその妻の旅費の全額と家賃の大半を支払っていたことを指摘し、被告側の低賃金労働者という描写に異議を唱えた」という。また、裁判官は「水原被告が最初の借金を返済するために大谷から最初の4万ドルを盗んだ時、水原被告の個人口座には3万4000ドル以上あったという事実も指摘した」とのこと。低賃金だったとする水原被告の主張を嘘と判断し、最終的に減刑はされなかったようだ。
 
 この判決を受けて、カリフォルニア州中部地区のジョセフ・マクナリー代理連邦検事は「罪の重大さを反映し、強いメッセージを送るものだ」とし、「今回の事件では、大谷は金を盗まれ、利用され、水原被告に食い物にされたのだ。水原被告は嘘をつき、騙し、盗みを働いた。彼の行為は恥知らず」と指摘している。
 
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