メジャーでも観たかった…広島、MLBに行かなかった歴代選手6人
2025/02/22 NEW
Getty Images
山本浩二
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/82kg
・生年月日:1946年10月25日
・経歴:廿日市高 – 法政大
・ドラフト:1968年ドラフト1位
広島東洋カープ一筋で現役を全うし、“ミスター赤ヘル”と呼ばれた山本浩二。現在の野球界であれば、メジャーリーグ挑戦も視野に入っていた存在だろう。
法政大から1968年ドラフト1位で広島東洋カープに入団し、ルーキーイヤーからレギュラーに定着。1975年には首位打者(.319)に輝くと、1978年からは5年連続でシーズン40本塁打をクリアした。
特に1980年には全130試合出場、打率.336、44本塁打、112打点、14盗塁の成績で打撃2冠(本塁打、打点)を戴冠。
現役ラストイヤーとなった1986年にも27本塁打を放つなど、衰えを感じさせない成績を残し、NPB歴代4位の通算536本塁打を記録した。
また、11年連続で2桁盗塁をマークしており、1975年には自己最多の24盗塁をマーク。
さらには外野守備にも定評があり、10年連続でゴールデングラブ賞を戴冠。1975年には当時のセ・リーグ記録となる302守備機会連続無失策も記録するなど、走攻守三拍子揃った球界屈指のプレーヤーだった。