メジャーでも観たかった…広島、MLBに行かなかった歴代選手6人
2025/02/22 NEW
Getty Images
前田智徳
・投打:右投左打
・身長/体重:176cm/80kg
・生年月日:1971年6月14日
・経歴:熊本工
・ドラフト:1989年ドラフト4位
卓越した打撃技術を誇り、“孤高の天才“と呼ばれた前田智徳。アキレス腱断裂の大ケガに見舞われる以前は、守備・走塁でも高い能力を示していた。
1989年ドラフト4位で広島東洋カープに入団すると、高卒2年目の1991年にセンターのレギュラーを奪取。同年は外野手としては史上最年少でゴールデングラブ賞を獲得した。
翌1992年から3年連続でベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞。特に1993年には打率.317、27本塁打、70打点、10盗塁と走攻守で高いパフォーマンスを発揮した。
ところが、1995年に右アキレス腱を断裂。その後は復活を果たしたが、2000年には左アキレス腱の状態が悪化し、手術を行った。
それでも再び戦線復帰し、2005年には全146試合出場、打率.319、32本塁打、87打点の好成績をマーク。
晩年は代打の切り札として活躍し、通算2119安打を積み上げ、2013年限りで現役を引退した。
ケガさえなければ、メジャーリーグに近い選手になっていたといえるだろう。