度重なる韓国人選手の不祥事にシビアな国内メディア。秋信守「日本なら大げさに報道せず、選手個人を尊重する」
最近では韓国人選手の不祥事が続々と報じられている。スポーツ選手の処分にシビアな韓国では1度、問題を起こせば評判はガタ落ちとなる。
2016/07/15
選手の不祥事続きに困惑する韓国国内球団
姜正浩の件から数日後、韓国国内でもプロ野球選手による不祥事が起こった。
KTウィズに所属する金相賢が、公然わいせつ罪で在宅起訴されたことを公表した。彼は35歳のベテラン三塁手で09年にはシーズンMVPをはじめ、本塁打王と打点王のタイトルも獲得した実力者だ。
韓国野球委員会(KBO)は、発覚からわずか1日で任意脱退の勧告をしており『スポーツ東亜』ではKBOの対応を次のように報じている。
「KBOは法的判断がでるまで懲罰委員会の開催を延期することにした。刑罰の重さに関係なく金相賢を任意脱退選手として公示した」
事件発覚直後は「野球界の恥さらし」という批判的な声が多かったが、KBOの発表を受けてやり過ぎなのではという意見もある。
KTウィズ側は謝罪文を出しているが、以前から他の選手も問題を起こすことが多く、一部では「問題児球団」と呼ばれている。
最近ではチアリーダーに関するデマを勝手にSNS上で流したことで裁判沙汰になった者もいれば、別の主力選手が飲酒運転で摘発されたこともあった。
彼らには罰金や奉仕活動の実施などで退団まではしなかったが、金相賢のような措置を講じたのは初めてだ。チームは選手の素行だけではなく、最下位の10位(14日現在)に沈んでおり戦力的にも苦戦を強いられている。